感想 ささやくように恋を唄う
新刊百合感想文
話題性と絵のかわいさから購入
新入生歓迎会で代打バンドボーカル・朝凪依のパフォーマンスに新入生・木野ひまりが“一目ボレ”したところから物語はスタート。
ひまりが依に“一目ボレ”したと伝えると、依もひまりに“一目ボレ”したという。
このさっきから連呼している“一目ボレ”が一巻のキーワード。 依は恋愛的な“一目ボレ” ひまりはファン的な“一目ボレ”
一巻ではひまりが好きのベクトルが違うことを認識して幕を閉じた。あんだけ好き好き言っておいてそりゃないぜひまりちゃん。
果たして二人の“一目ボレ”の行方は!?今後の展開に期待です。
気になるポイントはひよりの親友・水口ミキの「なんかひまりがそんなお熱なのも珍しいね」「ひまりと毎日とは…あの先輩なかなかに変わり者だなー」というセリフ。
見てる限り一巻からではひまりの表面的なものしか読み取れなく、実はかなりくせものなのではと深読みしています。
漫画での視点移動もなかなか興味深いですね。一巻でひまりの四角吹き出しのモノローグは第1話と第5話のラスト4ページのみ。これによりひまりの人間像がぼやけて見えます。
正直言って2巻で楽しみにしているのは二人の関係性よりも木野ひまりが何者なのか、ですね。本当に深読み杞憂で終わっちゃうかもしれませんが(笑)
次巻が楽しみです
[20190619 更新] 商品リンク貼り忘れ。
- 作者: 竹嶋えく
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2019/06/18
- メディア: コミック
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