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成分:百合 ゲーム

【感想】ユリトラジャンプ

ユリトラジャンプ

ユリトラジャンプとは

2018年10月19日に集英社から出版された百合アンソロジーコミックです。
紙媒体での販売はなく、電子書籍のみの販売となっています。
雑誌タイトルと出版社により発売決定が決まった時には話題になりました。

感想

今回のアンソロジーでは13本の作品が収録されています。
そのうち特に気に入った4作品について軽く感想を書きます。

  1. 近くて遠い
    2C=がろあ先生の作品です。
    幼馴染ものですがタイトルにもあるように近すぎることによる悩みを描いたものになります。
    幼馴染の関係だとよく片方がボーイッシュな女の子に思いを寄せて…っていうのがありますが近くて遠いでは逆にボーイッシュな女の子が思い悩みます。
    2C=がろあ先生の画力の高さも見どころのひとつです。

  2. 痩せたいさんと失恋ちゃん
    原作:安田剛助先生 漫画:文尾文先生の作品です。文尾文先生には私は君を泣かせたいでお世話になりました。いつか私は君を泣かせたいの感想も書きます。
    JKと元家庭教師のお話。食いしん坊でちょっぴり(?)抜けている家庭教師の先生を好きになってしまったが結婚相手がいるようで思いを伝えることもなく失恋。高2になりダイエットのランニング中に再開した先生はデbぽっちゃりとしていました。
    再開後の話がメインなので先生は基本的にぽっちゃりスタイルで描かれますがこれがまたすごくかわいらしい。文尾文先生が描く涙を流す女の子も必見です。

  3. 私の好きな商店街
    未来電機先生の作品です。
    商店街のお店の子として生まれ育った幼馴染の二人と、最近転校してきたお嬢様が商店街を回るお話。
    恋愛要素はありませんがすごく心が温まるお話です。特にこのお嬢様キャラがお気に入りです。おいしいからと商店街のコロッケを買いにきたりそのコロッケを食べてる表情が幸せそうで。いい子なオーラがひしひしと伝わってきます。
  4. やりすぎスキンシップ
    秋月伊槻先生の作品です。 水泳部の女の子とそのライバルのお話。
    やたらスキンシップが多いライバルの子がその日はいつも以上に、過剰に迫ってきてさあ大変。
    女の子が泣いている作品に弱い傾向がありますね…。感情が爆発している証ですから読者に訴えてくるものも大きいのは当然でしょう。

まとめ

ユリトラジャンプについての感想を書きました。
今回参加された方々の名前を見たときは個人的にはあまりぱっと思い浮かびませんでしたが、読んでみると「ぜひ今後有名になってほしい!そして百合漫画をたくさん描いてほしい!」となりました。 この記事を読んで少しでも興味が湧いたならぜひ購入してみてください!